「はるばる来たぜ 函館へ
逆巻く波を 乗り越えて
後は追うなと 云いながら
うしろ姿で 泣いてた君を
思い出す度 逢いたくて
とても我慢が できなかったよ」
ご存じ「函館の女(ひと)」
サブちゃんの大大大ヒット曲。
ダッサイよね。とてもこんな曲じゃ踊れない。
でも、なんか引っかかる。
男っぽいよね。完全に肉食だ。
「はるばる来たぜ」だぜ。
「逆巻く波」だぜ。
「後は追うな」だぜ。
そんでもって、「とても我慢ができなかったよ」だぜ
漁船か商船かは知らないけれども、暫くは陸にも上がれない。ってことは、とても手○○○なんかじゃ済まなかったはず。やっちゃった直後なんだから、そりゃ我慢できなかっただろう。
でも「後は追うな」って言っちゃうんだ。
三番の歌詞をみてみよう。
「迎えにきたぜ 函館へ
見はてぬ夢と 知りながら
忘れられずに とんできた
ここは北国 しぶきも凍る
どこにいるのか この町の
一目だけでも 逢いたかったよ」
都合のいい女じゃなかったんだよ。
何たって、「しぶきも凍る」街で待ってるかもしれないんだから。
やっぱりちゃんと好きだったんだよ。会いに行っちゃったんだ。
でも、女はいなかった。去ってしまった。
そんでもって、会えずに途方に暮れてるんだ。
ダサイけど、けっこういいぜ。
シモくはない。
こういうストレートさってよくないか。
1 件のコメント:
演歌はアツイですね。
ダサイか〜。私はめっちゃ好きですが…
美空ひばりと三橋美智也はiPodに入っておりますよ。
恋愛のことや、セクシャルなことを
ここまでストレートに感情モロだしに歌詞にする音楽は
今の邦楽業界では稀です!
私は、細川たかしが好きかな〜。
あの突き抜けたキャラクター。
悩みなんかなさそう。
…と思わせてしまう歌いっぷり。
北陸を歌うのにラテン気質。
コメントを投稿